自分ってなあに


自信と誇りを持って


本当に自由になりたいのなら、自信と誇りを持って。
自信と誇りがなければ自由にはなれない。
だから、自分を好きになって。
自分を信じて。
だって、あなたは、あなた以外の人間にはなれないのだから。
自分は美人だと自惚(うぬぼ)れても
自分は醜いと卑下しても、自由にはなれない。
きれいになりたいという一途な思いが自分を輝かせてくれる。
それが、自由になる道。

自由とは、自己実現。
自分の思いを実現する事。

自分に正直に、前向きに、ひたむきに生きていけば、
必ず自由になれる。

醜いところ、過ちは誰にでもある。
他人の醜さや過ちを許すことは難しいけれど、
もっと難しいのは、自分を許すこと。
でも、自分の醜さを受け容れ、
過ちを認めなければ、自分を許すことも出来ないし、
悔い改めることも出来ない。

自分をもっと大切にしてね。

着飾っていたら本当の自分は解らない。
厚化粧していたら、本当の自分を鏡に写すことは出来ないよ。

虚飾をかなぐり捨てろ、素の自分が一番美しいのだ。

素の自分を直視する勇気を持とう。
あるが儘の自分を受け容れなければ自由にはなれないのだから。
他人を羨(うらやましく)ましく思っても自分が得る物は何もない。

忘れないで、あなたは、この広い世界、この広い宇宙で
唯一の存在、たった一人しか居ない事を・・・。

誰も褒めてくれないと言うのならば、自分で自分を褒めればいい。
誰も認めてくれないと言うのならば、自分で自分を認めればいい。
誰も愛してくれないと言うのならば、自分で自分を愛すればいい。

他人の思惑に囚われたら、自由になんてなれはしない。
自由になりたければ、見栄や外聞から自分を解き放たなければ・・・。

お金があったとしても自由になれるとは限らない。
支配者になったとしても自由になれるとは限らない。
有名になったからと言って自由になれるとは限らない。
かえって富や名声に縛られるだけ。

お金がなくたって自由にはなれる。
権力がなくても自由にはなれる。
名声がなくとも自由にはなれる。

大切なのは自分の思い。
あなたの志すところ。

制約があるから、障害があるから、
自由になれないと言うのではない。
あなたの心を縛っているのはあなた自身なのだ。

茶道は、狭い空間に自由な空間を創出した。
狭い部屋でも電灯を消して
ろうそくを灯せば空想の世界が拡がる。
暗闇だって悪い事ばかりではない。
昔の人は、星空に自由な世界を思い描いた。
何でもかんでも白日に曝せばいいと言うのではない。

自由は、希望。自由は夢。

自由とは、あなたがあなたらしくなった時に、
自由とは、あなたが自分を取り戻した時に、
自由とは、あなたが自分を誇らしく思った時に、
自由とは、あなたが夢を成就した時に、実現する。

だから、誰でも自由になろうと思えばいつでもなれる。

自由になる扉は、あなたの心の内、自分の心の中にある。
自分なんて駄目だなんて決め付けていたら自由にはなれないよ。
そして、自由の扉を押し開く鍵は、あなた自身の自由な意志。

自由の本質は、自分を信じることなんだ。

だから、自信と誇りを持って。




克己復礼
弱い自分に克って礼にかえろう。
それが自由への道。

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